【書評】お金に支配されない13の真実|お金で損しないための心理学

お金
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あなたがお金で損をしたり、無駄遣いや浪費をしてしまう理由は、お金に脳が支配されているからかもしれません。「自分は無駄遣いや浪費をしていない」と思っている人も無意識のうちにお金に支配されて損をしている可能性が高いです。

お金によってどのように脳が支配されているのか?支配から逃れてお金で損しないためにはどうすれば良いのか?が「MIND OVER MONEY 193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実」には書かれています。

その中から意識しないとお金で損をしてしまうと感じた点を5つ紹介します。

お金で損しないためのヒント

本書では193の心理学の研究をもとに、どのようにお金で損をしてしまうのかやお金と付き合うヒントが紹介されています。その中から特に気を付けるべきだと思った点を5つ紹介します。

相対思考

相対思考とはどれくらいお買い得かを実際の差額ではなく、支払う金額の何パーセントお得かで考えることです。

例えば、コース料理にオプションでデザートを付けられるとします。あなたなら2000円のコース料理に500円を課金してデザートを付けますか?コース料理が1万円なら500円を課金してデザートを付けますか?デザートはどちらのコースも同じものです。

課金額は同じ500円なのに多くの人は、コース料理が2000円のときには500円のデザートを付けるか迷ってしまうのに、1万円のコース料理なら500円のデザートを迷わず付けると思います。2000円から見たときの500円は25%であるのに対して、1万円から見たときの500円は5%しかありません。

つまり、買い物の金額が大きくなるとそれに付随するコストに無頓着になりやすくなります。

大きな金額の買い物をするときには、パーセントではなく差額で考えるようにして相対思考の罠によって損しないようにしましょう。

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心の会計

心の会計とは心の中にある目的別・性格別の財布に配分されたお金をそれぞれ独立に使い会計することです。

具体的に説明すると、私たちの心の中には「日用必需品」「お出かけ」「文化・教育」「小さな贅沢」などの財布があるそうです。買い物が高いか安いかを判断するときは、すべての財布の中の商品と比較するのではなく、同じ財布の中の商品とのみ比較して高いか安いかを決めます

例えば、家で缶ビールを飲むときには300円の生ビールを高いと思い、200円の発泡酒で我慢するサラリーマン。しかし、居酒屋で飲むときには500円の生ビールをためらいもなく注文します。家で飲むビールは「日用必需品」の財布から、居酒屋のビールは「お出かけ」の財布からお金が出るためこのような違いが生じます。

お祭りや花火大会の屋台で買う「たこ焼き」、旅行先で食べる「スイーツ」なども普段なら割高で買わない値段でも買ってしまいます。「日用必需品」の財布と「お出かけ」の財布は別物だからです。

観光地や花火大会などで使う「お出かけ」の財布は口が緩いので要注意です。もちろん、全く使うなということではありません。お出かけを楽しみつつも使い過ぎないように、使うお金の上限を事前に決めておくなどしておくといいかもしれませんね。

損失回避

損失回避とは少しでも損をすると思うと、もっと得をする可能性があっても損を避けるために得を後回しにしてしまうことです。人間は誰でも得をしたいと思うが、それ以上に損をしないことに一生懸命になります。損をしたくない思いは、得をしたい思いの倍以上も強いそうです。

例えば、定期購読(サブスクリプション)やiPhoneなどの購入にも損失回避が働いていると思いました。

定期購読を始めたのはいいが想像より面白くなかった。しかし、定期購読をやめた後に面白い内容が提供されて損をした気持ちになるかもしれないから、もう少し続けてみよう。

新しいiPhoneやGoProを買いたいけど、すぐに新商品が発表されて損をしたい気持ちになるかもしれないからもう少し待ってみよう。

このようにダラダラと定期購読を続けたり、必要なものを買えずにダラダラ過ごすのも損失回避が働いているからかもしれません。

損失回避に対処するためには、定期購読をやめて得したお金で何ができるのかを考えたり、物を購入した後のメリットなどについて考えることが有効だと思います。

私も、GoProが欲しいと思っているのですが、さらに高性能な新商品が出るのではないかと損失回避が働いていまだに買えないでいます笑

友人の好意にお金で感謝してはいけない

友人の好意にお金で感謝してはいけません。なぜなら、友人間の好意と感謝のやりとりが金銭取引になり友人を助けたという満足感が失われてしまうからです。

例えば、あなたの引っ越しを友人が手伝ってくれたととします。あなたは1日中手伝ってくれた友人に感謝の気持ちを伝えるために、わずかなお金を手渡すかもしれません。わずかなお金をもらった友人は「引っ越し業者だったらいくらもらえただろう?」「時給換算するといくらだろう?」と考えてしまいます。友人を助けた満足感は失われ、損をした気持ちになります。

友人の好意にお金を渡して感謝するのではなく、感謝の言葉をしっかり伝えたり、一緒にランチに行きおごったりする方がお互いにとってハッピーになるはずです。

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幸福度をあげるならモノではなく経験を買う

幸福度をあげるためにはモノではなく経験を買う方がいいそうです。経験とは、旅行・スカイダイビング・パラセーリングなどのことです。

経験はすぐに終わってしまうのが惜しいが、モノは長持ちするから良いと考える人もいると思います。しかし、モノを買って得られる幸福度は急速にしぼんでいくことが分かっています。経験は記憶として残り、思い出として楽しむことができます

また、経験がもたらす喜びはそれが起こるずっと前から始まるという研究もあります。しかもその経験を心待ちにしている人の方が期待がもたらす喜びが大きかったそうです。「どこに旅行に行こうか?何をしようか?」と計画する時間も楽しいですよね。

このブログも「よりよく生きるために,仕事を効率的に楽しく終わらせ、大切な人とともに食や旅行などの経験を楽しむこと 」をテーマに情報を発信しています。経験は人生の幸福度をあげるために重要ですよね。

まとめ

■相対思考
■心の会計
■損失回避
■お金で感謝をしない
■モノではなく経験を買う

本書で紹介されている「お金の心理学に関する193の研究」とそこから明らかになった「お金に関する13の真実」と「お金と付き合う21のヒント」の中から特に勉強になった5つの内容を紹介しました。

気づかぬうちにお金で損をしないためにも今回紹介した内容や、本書の内容を見返して知識を付けて上手にお金と付き合っていきたいですね。

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