【書評】超人脈術|5分で人脈を作りテクニックを用いて親密になる方法

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新年度が始まって1ヵ月が経ちましたが職場の人間関係は良好ですか??

人間関係が良好だと、

① 3人以上の友達がいるだけで、人生の満足度が96%UP
② 給料への満足度200%UP
③ 最高の人脈は仕事のモチベーションを700%UP
④ 孤独だった人の人間関係が充実すると寿命が15年延びる

などの効果があることが研究により明らかになっているそうです!

人間関係や人脈作りについて科学的な根拠を基に書かれているメンタリストDaiGoさんの『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』を読んだ感想や特に重要に思ったポイントなどを紹介します。

こんな人におすすめ

  • 人間関係で悩んでいる人
  • 人付き合いが苦手な人
  • コミュ障を克服したい人
  • 新しい人脈を作りたい人

本の構成

第1章 人脈を停滞させる5つの誤解
第2章 あなたを幸福にする「ネットワーキング」とは?
第3章 「スーパーコネクター」とつながるテクニック
第4章 幸せをもたらす「3人の友達」の作り方
第5章 人間関係がストレスに変わる罠を見抜く
第6章 カリスマ的な魅力を手に入れる

全体的なおおまかな内容について知りたい人はそれぞれのサイトでご確認ください。

この記事では特に大事だと思ったポイントについて詳しく紹介します。

感想

1番印象的だった内容は「5分ルール」の損得を考えずに相手のために行動するという点です。ついついメリットなどを考えてしまうので、この「5分ルール」は意外であり、実践しようと思いました。

どのように他者と関われば相手とより親密になれるのか、良好な関係になれるのかなど「ザ・心理学」的な内容も科学的な根拠を基に紹介されているので、安心して読み進めることができました。

紹介されているテクニックは簡単に始められる内容が多くて実践しやすいのもとてもよかったです。

本を読んだだけではなく、本の内容を実践しなければ現実は変わらないですもんね!

コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」の中から特に参考になり、実践しようと思った内容を3つ紹介します。

おすすめの内容3つ

「5分ルール」で人脈づくり

5分ルールはアダム・グラント教授が実践しているネットワーキングを円滑にするためのルールです。

具体的には相手のために何かをできるチャンスが目の前にあり、それが5分以内にできることであれば行うというものです。

このように事前に基準を作っておくと行動を起こしやすくなります

つまり「if-thenプランニング」です。

重要なポイントは、相手が自分に利益を与えてくれるか・役に立つかなどの損得を考えずに、相手がどんな人であれ5分以内にできることなら行うことです。

自分のメリットだけを求めて人脈づくりを行うとメンタルに悪影響がでるそうです。

人に何かを与える「ギバー」は長期的にみると成功しやすく、逆に人から何かを奪う「テイカー」は短期的には有利だが長期的には失敗しやすくなります

「ギバー」になり何かを与えたとき、相手に「返報性の法則」が働きあなたに何かを返してくれます。

損得勘定なしに5分でできる親切なら積極的に行うという基準を持って行動していこうと思いました!

「if-thenプランニング」については下記の記事で紹介しています。

「アドバイス・シーキング」でより親密に

アドバイス・シーキング」とは他人にアドバイスを求めることです。

これは先程の「5分ルール」で作ったネットワークや既存のネットワークをより強固にするときに役に立ちます。

なぜ「アドバイス・シーキング」が役に立つかというと認知的不協和の解消が働くからです。

「認知的不協和の解消」とは、「人は誰かを助けると、助けた相手を好きになる」というものです。

相手を助けるということは自分は相手のことが好きなんだろうと脳が認識するからだそうです。

アドバイスを求めるときには相手の得意なこと・好きなこと」に関連したアドバイスをもらうとさらに効果的です。

得意なことや好きなことに関連したことであれば相手も喜んでアドバイスをくれます。

アドバイスをもらったらすぐに実行・報告・感謝」をします。

本書でも紹介されているように、初対面の人と会ったあとには名刺やLINEの名前のところに相手の得意なこと・好きなことを書きこんでおくとアドバイス・シーキングを行うときに役立ちます。

初対面の人と会うときには相手の得意なこと・好きなことをメモし、それに関連したアドアイスを求めようと思いました!

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「アクティブ・リスニング」で聞く・話す

話し方・聞き方についてのポイントはアクティブ・リスニングです。

「アクティブ・リスニング」とは、相手の言葉を聞き、その会話に含まれる重要な単語を相手に返す方法です。

本書の例を挙げると、「最近少し疲れ気味で、仕事に集中できないんですよね」に対して「疲れ気味なんだ、しんどいね。何か思いつく原因はあるの?」と返します。

相手の感情に寄り添い、相手の話たいことを引き出して、相手に話をさせます。

なぜ「アクティブ・リスニング」が役に立つかというと、①質問が多い方が相手に与える印象がいいから、②自分の話をだれかに聞いてほしいという欲求があり、それを満たしてくれる人に好意を抱くからです。

また、話し方にもポイントがあります。

返答速度を速くする(相手に与えるカリスマ性が増す)、ゆっくり話す(説得力が増す)、語尾を下げる(力強い印象)、休止を入れる(自信があるように見える)などです。

相手が会話の中で何を話したいのか感情をヒントにアクティブ・リスニングを実践してみようと思いました!

まとめ

① 損得勘定なし相手がだれであれ「5分ルール」にも続き行動する。
② 相手の得意なこと・好きなことに関連したアドバイスを求める。
③ 感情に注目して相手の話し合い内容を引き出し話をさせる。

この3つの内容について紹介しました。

コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」には他にも、

スーパーコネクターの見つけ方・最適な連絡頻度・話のきっかけに適した10のテーマ・相手の親しくなる36の質問・付き合ってはいけない人達の特徴・自身のカリスマ性を高めるための方法

など、役に立つ内容が満載の内容になっています。

あなたも良好な人間関係によって人生の満足度を2倍にしませんか??