やるべきことが自動的に終わってくれたらいいですよね!!
「やらないといけない作業」や「新しく挑戦したいこと」も自動的にできるようになれば、どんどん新しいことにチャレンジ成長したり趣味を楽しんだりすることができます。
「1日に本を20冊近く読書」「YouTubeも3回程度更新」「コンサルも行う」メンタリストのDaiGoさんが紹介した「やるべき事を自動で終わらせる3つのコツ」がとても参考になったので、自分の考えやアイデアを混ぜながらご紹介します。
こんな人におすすめ
やるべきことが多すぎて、自分の時間がない。
仕事や作業を速く終わらせて新しいことにチャレンジしたい。
新しいことにチャレンジするたびに途中で失敗してしまう。
自動化するにはハビットチェーンを作る
自動化するために「習慣化」することが重要です
習慣化してる作業はあまり考えることなく自動的に終えることができます。
例えば、風呂場に入ってたときには、頭を洗い、次に肩を洗い、腕を洗い・・・など考えることなく全ての場所を洗うことができますよね。
このように、朝起きてからの行動や、会社についてからの行動も習慣化することで自動的に終わらせることができます。
このように一連の作業を習慣化しつなげていくことを「ハビットチェーン (習慣の鎖)」といいます。
1個の習慣を始めたらその後に繋がっている習慣が自動的に全て終わる仕組みを作るのです。
ここで重要なのは1度に多くの習慣 (鎖) を作ろうとしないこと。鎖は1つずつかけていきます。
まず小さな行動aを「習慣化」します。
行動aが自動的に行える「習慣」になったら習慣aの難易度を高めることで「大きな習慣A」にします。それと同時に新たな「小さな習慣b」をくっつけます。
例えば、筋トレであれば、習慣a (腕立て3回)→習慣A (腕立て10回) となります。
これを、a → A+b → A+B+c → A+B+C+d →・・・と続けていきます。
多くの作業を自動化し終わらせていくことは、才能ではなく技術なのです。
ハビットチェーンを作るには3つのポイントがあるそうです。
ポイント① 代替行動に気づく
筋トレをする!勉強をする!と決めても途中でスマホを見たり、お菓子を食べたりしてしまうことがありますよね?
普段と違う行動・やると決めたこと以外の行動を「代替行動」と言います。
代替行動をしたら習慣(チェーン)が切れて、集中時間が分断されてしまいます。
集中して一気にやった方が速く終わります。速く終わらせた後に趣味などの時間を楽しみましょう。
そのために、代替行動を徹底的に消していく必要があります。
代替行動を防ぐためには2つの対策があります。
1つめは、代替行動をしにくくする工夫をすること。
例えば、先程のスマホやお菓子の例であれば、スマホはカバンの奥にしまいチャックを閉じる。お菓子は台に乗らないと届かない高さの棚の中にしまう。などその行動を起こすのができるだけ面倒になるようにします。
2つ目は、すべきことのチェックリストをつくり、順にやること。
チェックリストを作成し、その順にこなしていくだけです。作業の間にしていいことは「ぼーっとする」ことだけです。
チェックリストは最初のうちは見ながらやってもいいそうですが、頭に入っているほうがより効果があるそうです。
夜にチェックリストを作り、覚えて、朝にもう一度確認します。
ポイント② やらなくてもいいことを見つける
多くの人はやることをどんどん増やしてしまいます。
やることを増やし過ぎると、新しいことにチャレンジできなくなってしまいます。
そこで重要なのが、やらなくてもいいことを探し、小さな労力・時間で大きな成果を出せるようにすることです。
つまり、今行っている作業・習慣に「やらなくてもいいこと」が入っていないか確認し、アップデートしていくことがあります。
最初に紹介したハビットチェーンを順番に進めて行くときに途中で切れることがあります。
例えば、「いつも習慣Bから習慣Cに移行するときに代替行動をしてしまう」とします。
それは、あなたの意志の力が弱いからではなく、作ったハビットチェーンのシステムが原因です。
そのようなときには、ハビットチェーンをリデザイン、新たに設計し直すことが必要です
具体的には、「20秒以内でとりかかれるような習慣にする」、「習慣を簡略化する」、「難易度下げる」などを行う必要があります。
やらないより簡略化してでも行動した方が何倍もいいです。
また、その習慣をスタートしやすくするためには、「やること」だけではなく、「やる場所」も規定していくことが重要です。
例えば、「トイレに行くときはトイレの前でスクワット10回」のようにやる場所も合わせてハビットチェーンを作ることで自動化が起こりやすくなります
さらに強力にするには、トイレのドアに付箋で「スクワット10回」と書いて貼っておくことで、忘れてしまう・思いだせないを防ぐことができます
つまり、倒れない計画術で紹介されている「if-thenプランニング」を使い意思の力に頼らず行動できるようにしようということですね
「if-thenプランニング」については、こちらの記事で説明しています
ポイント③ 行動のおわりに注意する
代替行動が起こり、習慣化が失敗してしまいやすいのが、1つ1つの習慣が終わったときです。
例えば、腕立て10回という習慣が終わった後に、「あー疲れた、水飲みに行こう」とか「少しインスタを見よう」とチェックリストに入っていなことをしてはいけないのです。そこから鎖が途切れてしまいます。
もちろん、水を飲むなと言っているわけではありません。水を飲むならあらかじめチェックリストに組み込めばいいのです。
それぞれの習慣が終わりを次の行動のトリガーにすることで次の行動に移りやすくなります。
そのためにも終わったときの状態をイメージしておくことが重要です。
例えば、
「バーピーが終わって少し体が温まってきたきたところで、洗面所に移動し顔を洗う」
「顔を洗いすっきりしたところで、机の前でコーヒーを飲む」
のように、前の行動が終わったときの感情をイメージし次の行動をどこで行うのか決めていきます。
まとめ
1つ1つの習慣をつなげハビットチェーンを作ることでDaiGoさんはハイパフォーマンスを実現できていたんですね!
自分も朝起きてから朝勉強するまでのハビットチェーンを作ってみたんですが、余計なことをしなくて済むのでスムーズに勉強をスタートできるようになりました。
やらなきゃいけないことからそれてついついスマホを見たりする行動にも「代替行動」という名前があったんですね。
自分はまだ朝の勉強を始めるまでのハビットチェーンしか作れていないのでこれからは、他の場面様のハビットチェーンも作り自動的・効率的にタスクを終わらせていきたいですね!
もちろん、a → A+b → A+B+c と少しづつですが
直接DaiGoさんの解説を聞きたい方はこちらからどうぞ