最近、『身近にあふれる「〇〇」が3時間でわかる本』シリーズをよく見ますね
「男と女の心理学」「生き物」「科学」「微生物」などのシリーズが出ています
その中から身近にあふれる「心理学」を読みました!
その中から自分が話したくなった内容を3つ!
①「ケンカをするほど仲がいい」はどの程度正しいの?
② 渋滞で隣のレーンが早く進むように感じるのはなぜ?
③ 真ん中の席で落ち着けないときはどうしたらいい?
この「3つの内容」と「どんな人におすすめか」「本の構成」などを紹介します
こんな人におすすめ
① すきま時間に読む本を探している
② 心理学のこと詳しくないけど興味がある
③ 子どもが楽しく勉強できる本を探している
このような人たちにおすすめです!
筆者の内藤誼人さんが「はじめに」で述べているように、心理学の初心者でも楽しく読める内容で書かれているのでおすすめです。そのため、心理学についての多くの知識を持っている人には物足りないかもしれません。
本書をきっかけにして、心理学という学問に少しでも興味を持っていただけるのであれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
3時間でわかる心理学「はじめに」
また、Amazonのレビューでは、小学生でも夢中に読めると☆5の評価がついています
小五の娘がほしいと言ったので買いました。夢中に読んでます。買ってよかったなと思いました。また、シリーズの本も買おうと思っています。
Amazon レビュー
Amazonやそれぞれのサイトのレビューはこちらからどうぞ
本の構成
第1章 『家族・恋愛』の心理学
第2章 『やる気・ストレス』の心理学
第3章 『街中』の心理学
第4章 『お金・買い物』の心理学
第5章 『メディア・よのなか』の心理学
第6章 『仕事・職場』の心理学
と様々な状況ごとに6章に分かれていて、合計で60個の内容が書かれています
「3時間でわかる本」シリーズは、それぞれの内容が見開き2ページ以内で完結するので、「すきま時間読書」におすすめですね!
同じシリーズの「3時間でわかる生き物」については下の記事で紹介しています
次は、「心理学」の中から身近な内容で自分が話したくなった内容を3つ紹介します
話したくなった内容3つ
「ケンカをするほど仲がいい」はどの程度正しいの?
「ケンカをするほど仲がいい」とほとんどの人が一度は聞いたことがありますよね?
本当にそうなのでしょうか?仲が悪いからケンカをするはずです
本書によると、本当にケンカするほど仲が良くなるそうです!
しかし、「ケンカ」によって仲が良くなっているわけではありません
そのケンカから「仲直りをする」ことで、長く付き合える仲良しになれるのです
小さなケンカと仲直りを繰り返すことで、2人の間に起きるトラブルの解決の仕方を学習することができます
トラブルの解決の仕方を学習しておけば、大きな問題も乗り越えやすくなります
普段から小さな問題でもケンカをせずに我慢していると、大きな問題に直面したときに解決することができず「破局」「絶縁」してしまうかもしれません
それぞれの人に適した仲直りの仕方を学習することで、長期的な仲良しになることができるのですね!
渋滞で隣のレーンが早く進むように感じるのはなぜ?
車に乗っているときに渋滞に合うとイライラしますよね?
隣の車線の方がよく進んでいるから隣の車線に移動すると「自分のいた車線の方がより進んでいるように見える」「自分のいない車線ばかり進んでいる」
運転をする人なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
実はこれ「錯覚」だったのです。少しのスピードの違いは実際にあるかもしれませんが、ほとんど差はありません
錯覚が生じるのは、私たちが前を見ながら運転しているからです。
自分が追い抜いた車は、自分より後ろに行くのですぐに視界から消えます。そのため、「追い抜いた」「進んだ」という感覚がほとんどありません。
しかし、追い抜かれたときには、その車は自分より前にいるので、視界にずっと残っています。すると、「追い抜かれた」「自分の方は進んでいない」「向こうの車線の方が早い」といった感覚が強くなります
渋滞のときには、どちらの車線もあまり変わらないので無理な車線変更はせずに安全運転で帰りたいですね
もちろん、追い抜いた感覚を得るために、後ろの車を見ながら運転するのはNGですよ!笑
真ん中の席で落ち着けないときはどうしたらいい?
電車や飛行機に乗るときに「真ん中の席」を避けて「端の席」に座りたいですよね
両側に人がいると圧迫感があり、物理的なストレスを感じます
また、物理的なストレスだけではなく、精神的なストレスも感じます。
精神的なストレスを感じるのは「パーソナルスペース」に侵入されているからです。
「パーソナルスペース」とは、全ての人が持つ「個人的な空間」のことです。
人が近づいてきてパーソナルスペースに侵入されるとストレスを感じます
自分が端の席に座っているときには、片側しか侵入されません。しかし、「真ん中の席」に座ると両側から侵入されるので「ストレスは2倍」です
ストレスを軽減するために、人は端の席を選んでいたんですね!
では、端の席が埋まっていて真ん中の席しか空いてないときにはどうすればいいでしょうか?
無理に真ん中の席に座るよりは立つほうがいいとされています
極度の満員電車でなければ、真ん中の席に座るより、立っているほうがパーソナルスペースを守ることができます
しかし、どうしても疲れていて座りたいときには「目を閉じて寝る」「音楽を聴く」などをして他人の存在を意識しない自分だけの世界に入ることでパーソナルスペースを侵入されている感覚を和らげることができます。
まとめ
自分が無意識に行っていることも、心理学の世界では「なぜその行動をとるのか」「なぜそう感じるのか」など科学的に調べられていることを知ることのできる内容で面白かったです
「3時間でわかる本」シリーズはそれぞれの内容が短くまとめられていて、「すきま時間」に読めるのが一番のメリットですね!
「男と女の心理学」も読みたい!!笑