【書評】身近にあふれる生き物が3時間でわかる本~生物学科も知らない生き物の不思議3選

科学
スポンサーリンク

最近、『身近にあふれる「○〇」が3時間でわかる本』シリーズをよく見ますね

「男と女の心理学」「心理学」「科学」「微生物」などのシリーズが出ています

その中から身近にあふれる「生き物」についての本を読んだので紹介します

生物学科を卒業した自分も知らなくて話したくなった内容を3つ、独自の調査を加えてアップデートした状態でお伝えします

本の構成

第1章 『家の中・庭』にあふれる生き物
第2章 『公園・学校・市街地』にあふれる生き物
第3章 『野山・田畑・牧場』にあふれる生き物
第4章 『水辺・川・海』にあふれる生き物
第5章  私たち『ホモ・サピエンス』

と様々な場面に分けて身近な生物の不思議でおもしろい雑学が紹介されています

すべての章の内容を合わせると66個の項目と4つのコラムがあります

感想

普段は意識しないけど言われてみると「不思議だな~」「知らなかった!」という内容も多く本当に思わずだれかに話したくなる本でした!笑

自分は生物学科を卒業したのに虫が嫌いで、虫の写真を見るだけでも嫌なのですが、この本には虫の写真は1枚もなく、かわいいイラストだけだったので虫嫌いな方でも読むことができます

また、それぞれの項目は見開き2ページ以内に収まっているので、すきま時間などにも読みやすいですね

66個の項目の中から、生物学科卒の自分も話したくなった内容を3つ紹介します!

この3つは特に興味深かったのでさらに自分で調べた内容も付け足して紹介しています

話したくなった内容3つ!

クモの巣の話

家で見かけるクモは巣をつくれない?

クモといえばクモの巣です。何度も顔や体に引っ掛かり嫌な思いをしましたよね

でも実は、クモの半分は巣 (網) を張らないそうです!

家のなかでよく見かけるクモはハエトリグモやアシダカグモであり、いずれも巣を作りません。それどころか、コバエ・ダニ・ゴキブリの子などを食べてくれます

そもそもどうやって巣を作るの?

クモが巣を作るときには中心から放射状に縦糸を張った後に横糸をらせん状に張っていきます

他の虫などはネバネバの糸にくっつくのに、クモ自身は糸にくっつかないのは糸を使い分けているからです

「縦糸」は移動用の糸でネバネバしません。「横糸」は捕獲用の糸でネバネバします。

つまり、ネバネバしない「縦糸」だけを器用に選んで歩いているのです

巣の大まかな作り方は分かりましたが、木の枝と枝の間に最初の1本の糸をかけるときにはどうしているのでしょうか?

木の枝に糸を付けた後に地面におり、もう一本の木まで歩くのでしょうか?それとも木から木へ飛んでいるのでしょうか?調べてみる答えが分かりました!

クモは自分のお尻から糸を垂らし、それを風に乗せて飛ばすんだ。クモ自身が空を飛んでいくわけではないよ。糸が巣の向こう側にある木の枝などにくっつくと、糸の上を往復して糸を強くするんだ
 次に、この糸の真ん中でお尻から糸を出して、体の重さを利用して下に降りていくんだ。Y字形に下がっていき、着地できる場所を見つけて、大きな枠を作るんだ。
 この作業を繰り返して、中心から四方八方に糸を張っていくんだ。できた枠を足場にして、らせん状に糸を張ると、巣ができあがる。

http://www.ja-gp-fukuoka.jp/education/akiba-hakase/003/003.html 一部改変

クモは風を利用して巣を作っていたんですね!

何度も往復して糸を強くしたり、1本目の真ん中から自分が下りることでY字に作っていたり意外と知らなかったクモの巣の作り方を知ることができました

スポンサーリンク

ハトの子育て「ピジョンミルク」

鳥の「子育て」と言えば、親鳥が子へ昆虫などを口渡ししているのをイメージしますよね

しかし、ハトは少し変わった子育てをします。ハトは他の鳥とは異なり昆虫を与えて育てません

ハトはピジョンミルクを与えて、子育てをします!

「ピジョンミルク」とは、そ嚢 (食べ物の消化器官) で作られるそ嚢乳のことです

簡単に言うと、子どもでも食べられるように食べ物をかみ砕き、液体状にしたものとイメージしてもらえばOKです

哺乳類の母乳に似ていますが、「ピジョンミルク」と「母乳」の違いは3つあります

ハトは乳からではなく親の口にくちばしを入れピジョンミルクをもらう
② ピジョンミルクはオスもメスもつくれるから、父と母の両方から栄養をもらえる
ピジョンミルクはタンパク質と脂肪分がたくさん含まれ栄養価が高い

高栄養のピジョンミルクを両親からもらえるので、他の鳥よりも成長が速く、ヒナが巣立ちするまでの期間は25~40日程度だそうです

ミミズはオス?メス?両方??

ミミズは雌雄同体の生き物です

「雌雄同体」とは、1つの生き物の体の中にオスの生殖器官とメスの生殖器官の両方が存在する生き物のことです。生殖器官とは子どもを作るための器官のことです。

私たち「ヒト」はどちらか一方の生殖器官しか持たないので「雌雄異体」と言います

ミミズは雌雄同体なので、オスの生殖器官とメスの生殖器官の両方を持っています

つまり、ミミズはオスでもありメスでもあるということですね

オスでもありメスでもあるミミズですが、自分の精子と卵を受精させる「自家受精」はできないそうです

他のミミズとお互いの精子を相手にあげることで、相手の卵を受精させます

雌雄異体では通常、オスとメスの2個体から1個体の子しか生まれないのに対して、ミミズなどの雌雄同体では、2個体の親がお互いに受精することで2個体の子を生みます。

つまり、雌雄同体では雌雄異体の2倍の数の子を作ることができます

まとめ

ここでは3つしか紹介していませんが、いままで知らなかった誰かに話したくなる内容盛りだくさんの本です。

また、それぞれの生き物についても、いくつかの雑学が書いてあるので「クモ」「ハト」「ミミズ」もここで紹介した以外の内容も書いてあります

見開き2ページ以内にそれぞれの内容が収まっているので、すきま時間に最適ですね!

次は『身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』もすきま時間のために買おうか検討中です!笑

みなさんも、『3時間でわかる本』シリーズの好きな本を読み、誰かに話してみませんか?

科学
スポンサーリンク
この記事をシェアする
#「生きる」の雑学のTwitter・Instagramをフォローする
「生きる」の雑学

コメント